ほうれい線が目立ってきた、なんで?
公開日:
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最終更新日:2015/05/17
しわ
近頃、鏡を見るととても気になるのがほうれい線。
ほうれい線が目立ってくると、どうしても実際の年齢よりも老けてみられがちです。
「まだ私は大丈夫!」なんて思っている方も、もう一度しっかり自分の顔を見てください。ほうれい線が目立ってきていませんか!?
目次
ほうれい線とは
ほうれい線とは鼻の両脇から唇にかけて両サイドに伸びる2本のシワのことですが、もともとは中国の人相学による「法令紋」が由来のようです。
日本の場合、ほうれい線というとどうしても悪いイメージを持ってしまいます。
例えば、イラストなどで若い人と老いた人とを区別するときに、ほうれい線を顔にハッキリ描くことで老若の区別をつけたりしていますよね。
でも、中国の面相学では「豊齢(ほうれい)線」と表記され、「豊かに歳を重ねることで目立ってくる線」という意味から人相学的には吉のようです。
ほうれい線が出来る原因は
ほうれい線が出来る原因の第一としては加齢によるものがあげられます。
その他にも乾燥や喫煙、ストレス、紫外線によるもの、バランスの偏った食事やビタミンC不足、コラーゲン不足などがあげられます。
加齢が原因によるもの
ほうれい線ができる原因として、一番に考えられるのが加齢によるものです。
年齢を重ねていくと肌の水分量が減少し、肌が下がってしまいます。この水分の低下によって、肌のハリが低下したり、たるみを生み出したりします。人間の顔には、目や口、鼻などを動かして複雑な表情を作り出す表情筋がありますが、この表情筋は30種類以上もあり、この筋肉を使わずにいると、年を取るとともに筋肉が衰えて顔のハリなどのバランスを崩してしまいます。
その結果、ほうれい線ができてしまいます。
噛み合わせが原因によるもの
噛み合わせが悪かったりする場合もほうれい線ができると考えられています。
体全体のバランスを整えるためには噛み合わせはとても重要です。
噛み合わせが狂っていると、正しい姿勢で立つことができなくなったり、身体が歪んでしまったり。
無意識のうちに噛みやすいほうで噛む癖がつくので、気がつかないうちにあごや口の周りの筋肉が左右不均等になり、片側だけにほうれい線ができてしまったりします。
肩凝りが原因によるもの
ほうれい線ができる原因に、肩こりも考えられます。
肩こりは首の後部から肩や背中にかけて通っている筋肉の疲れや緊張によって起こるものですが、筋肉が疲労や緊張することで血行が悪くなり、それによって溜まってしまった老廃物が末梢神経を刺激して肩こりの症状となってあらわれます。
肩こりが原因で老廃物が溜まってしまうと、血流も悪化し、その影響で顔色が悪いようにみられ、顔がむくんでしまったりしてほうれい線が目立ちます。
最近では、パソコンやスマホなどの影響で肩凝りの人がとても増えているそうです。
また、パソコンやスマホを操作していることが原因で猫背になりやすく、猫背になると、血の巡りが悪くなって食後の消化作業が滞り、むくみやすく、老廃物がたまる原因にも。
肌に良いものを食べても、肝心の栄養素が肌へ届かず、前のめりの重い頭を支えるために首と肩に負担がかかり、首が短く太くなって顔の大きい女子が増えてきているようです。
表情も険しくなってくるので、20代でもほうれい線が出てくることもあるようですから、まだ若いから大丈夫とも言えないようですよ。
ストレスが原因によるもの
知らず知らずのうちに、人はストレスを感じて生活しているといわれていますが、このストレスが原因でほうれい線ができてしまいます。「ストレスなんて私は大丈夫!」という方でも、実は無意識にストレスを感じているかもしれません。
ストレスを感じることで、それを緩和させようと体はビタミンCを消費します。ビタミンCは、肌にハリをあたえるために欠かすことのできないコラーゲンを生成させるのに必要な存在です。ビタミンCが不足すると、コラーゲンが劣化し、コラーゲンの組織の細胞同士の結合力が弱まり、肌からハリがなくなっていきます。
ハリがなくなってくると、肌がたるみ、ほうれい線ができやすくなります。
コラーゲンの劣化は、ストレスの他にも、睡眠不足や栄養不足、運動不足に喫煙、暴飲暴食など、これらの生活習慣の乱れや、乾燥、紫外線などの影響によって現れてきます。
これらが原因で活性酸素が増加し、この活性酸素の増加による酸化や糖化が、肌と体を老化させます。
コラーゲンの劣化は、この活性酸素の糖化が原因によるものです。
コラーゲンが衰えてくると肌に弾力が失われ、ほうれい線ができるのです。
その他にも、親から受け継いだ骨格や筋肉の付き方が原因でほうれい線ができる場合もあります。また、笑った時にできる笑顔のほうれい線は良いタイプのものなので、まったく
気にする必要はありません。
ほうれい線の予防と対策
ほうれい線の予防や改善につながるための対策もあります。
できてしまったほうれい線を消すためにはどうすればよいのか、普段の生活の中でも気をつけたいことがあります。
①重力や頭の重みで顔の皮膚が引っ張られ、たるみが生じることによって、ほうれい線が深くなっていくので、横向きになって寝ることです。
②大きく笑うことで頬の筋肉が鍛えられ、ほうれい線の予防になります。シワができるからと言って笑わないのは逆効果です。
③紫外線に当たりすぎると、肌の老化を促進し、ほうれい線が深くなるので、紫外線の当たり過ぎには要注意です。
④ポニーテールの髪型にすると、引っ張られた髪型がたるみ、ほうれい線の原因になってしまいますので、ポニーテールの髪型にも要注意です。
⑤洗顔によって、うるおいの元である皮脂が奪われすぎて、ほうれい線の原因になってしまいますので、洗顔のしすぎにも気をつけましょう。
できてしまったほうれい線は、普段の生活の中でもチョッとした心がけで予防することができます。
普段の生活の中でも気を付けて生活するよう心がけることが大事です。
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