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クレンジングの働きや種類と肌タイプの注意点

公開日: : 化粧品


クレンジングは洗顔とともにスキンケアの基本であり、メイクを落とすために、よく使われるアイテムです。
クレンジングを使うことで、洗顔のみよりも汚れを落とすことができることはよく知られています。
具体的には、クレンジングにはどんな働きがあるのでしょうか。

クレンジングの働き

クレンジングは、洗顔料だけでは落ちきれない汚れを落とすためにとても大切です。
最近のメイク用化粧品は油分などを使用しているため、とても落ちにくくなっています。肌の表面にしっかり密着するようになっているので、洗顔フォームを泡立てて洗顔するだけではきれいにメイクの汚れを落とすことができません。
シャドウやアイライナー、マスカラなどのメイク用品の主成分は油ですから、 この油分を分解するには、やはり油が必要になってきます。
肌に油分を含んだメイクが残っていると、毛穴に詰って肌荒れや炎症の原因にもなってしまいます。
毛穴の奥まできちんとメイクを落とすことが大切ですし、その役割を果たしてくれるのがクレンジングです。
クレンジングは、肌のケアの土台を作るようなものです。肌に汚れが残ってしまうとニキビやシワ、黒ずみなどの原因にもなります。
肌に必要のない皮脂がしっかり落ちていないと、活性酸素を発生させる原因にもなります。
その結果、肌の老化を進めてしまうことになってしまうのです。
ただし、クレンジングを使用するときに注意しなければならないことは、自分の肌のタイプに合ったものを使用することです。
肌のターンオーバーを正常化させ、シミなどのトラブルが起きにくい健康な肌にするためにも自分の肌にあったタイプを選んでください。

クレンジングの種類

クレンジングは、肌に最も負担をかけてしまうスキンケアです。
自身の肌タイプはもちろん、その時のメイクの濃さやクレンジングの質感、洗い上がりまでにかかる時間や好みなど、様々な条件に対応できることを考慮しながら選ぶことが大切です。
クレンジングは毎日使うことが多いので、角質層にダメージを与え続けることにもなり、しまいには肌トラブルを起こす原因にもなってしまいます。
単に良く落ちるクレンジングがいいということだけで選べば、肌に負担をかけてしまうこともあります。
簡単にきれいにメイクを落とすことができるということだけを考えると、洗浄力が強いクレンジングを使えば良いのですが、大事な肌のことを考えるとそうもいきません。
肌に優しいクレンジングを考えて選べば、メイク汚れが残ったり、こすり過ぎて肌を痛めたりすることも。クレンジングはスキンケアの要と言われているほど重要なものです。
自分の肌質やメイクの濃さまでを考えた上で、自分にとって一番合っているクレンジング剤を選ぶことが大切です。
クレンジングでメイクの汚れをしっかりと落とすことで、その後に行うスキンケアが活きてきます。

オイルタイプ

オイルタイプは液状なのでメイクを浮き上がらせて良くなじむことから人気がありますが、界面活性剤を多く含んでおり、肌への刺激が強いです。
さっぱりした感じで洗浄力も強いのですが、肌を痛めやすく乾燥しがちです。
しっかりメイクをしている場合は、オイルタイプでなければなかなか落ちないので、しっかりメイクの時には、オイルタイプが適しているでしょう。良質なオイルと天然由来の界面活性剤を使用しているものなら、オイリーな肌質の人には良いかもしれません。

ジェル状タイプ

ジェル状タイプはトロっとした感触で粘質性があって肌合いや手触りが良くなり、吸着性、浸透性が高くなるので、オイルタイプよりも扱いやすいです。
ジェルタイプには油性と水性がありますが、一般的には水性ジェルタイプが多いです。水性ジェルタイプは油分をほとんど含んでいないので、洗浄力が低く、クレンジング剤としては不向きかもしれません。
パウダーやチークくらいなら落とせますが、それなら洗顔フォームや洗顔石鹸だけでも落とすことができます。
油性タイプの場合は、肌の上でよくなじませると、皮膚の体温でオイル状に変化していきますので、オイル状になってから洗い流してください。
透明のジェルは界面活性剤を多く含んでいますので、できるだけ乳化している乳白色のジェルを選ぶようにするといいでしょう。

クリームタイプ

クリームタイプは肌にやさしいと言われ、そのしっとり感に人気があります。
洗浄力と肌への負担のバランスが、ちょうど中間に位置するタイプでしょうか。潤いを残している分、メイクと馴染むまでに多少時間がかかりますが、よく引き伸ばしてじんわりと馴染ませればしっかり落とすことができます。
しっかりメイクを落としたいけど、オイルタイプは乾燥が気になるという場合におすすめです。ふき取りタイプと洗い流すタイプがありますが、良質な天然系界面活性剤を使用している洗い流せるタイプの方がいいでしょう。
油分と水分のバランスがよく、柔らかさもあるので肌と指の摩擦も減らせます。

ミルクタイプ

ミルク(乳液)タイプはクリームタイプの粘性を乳液くらいにゆるくした形状のもので、水分が多いため肌には優しいです。
クリームのように指で取って引き伸ばす必要がないですが、水分が多い分メイクになじみにくく、落とそうと余計にゴシゴシ擦ってしまう可能性があります。
洗浄力は弱めですので、薄化粧の方にはお薦めです。
ミルクというと肌にやさしいイメージがありますが、油分と水分を界面活性剤で乳化させたものなので肌にやさしいということはないですからご注意を。

ふき取りタイプ

ふき取りタイプは水を使わないので便利ですが、コットンやふき取りシートでこすることになるため、肌にダメージを与える場合があります。
旅行先や外出先でメイクを落とす時や急いでメイクを落としたいとき、どうしても水を使えないときにはとても便利です。
簡単に落とせるため、界面活性剤を大量に使っていたり、肌をこするようになるので摩擦で肌を痛めてしまうことも。
続けて使うと赤ら顔になったり、シミになることがあります。

泡タイプ

泡タイプは泡で出てくるという形態のものですが、泡は水分を含むので、メイクに馴染みにくく落ちにくいです。
よく落とすためのものは、界面活性剤を多く含んでいるものが多くなるので、肌に優しいようで、実は結構肌に負担をかけています。
肌への負担が少なく、界面活性剤として石けんを使用している泡タイプですと、クレンジングというよりも泡洗顔フォームになるかもしれません。

クレンジングと肌タイプ

肌には様々なタイプがありますが、自身の肌の状態を良く理解したうえでクレンジング剤を選ぶようにしましょう。
間違ったクレンジング剤を選んだことで、肌のトラブルを抱えてしまうことにもなりかねません。

普通肌の場合

普通肌は、肌トラブルや化粧品による過反応も少なく、比較的肌のキメや水分量も整っているので理想的な肌状態といえます。
でも注意しなければならないのは、面倒だからとクレンジングをしないで済ませてしまうことです。
また、刺激の強すぎるクレンジングを続けて使用して肌の状態を悪くしてしまうことです。
乾燥しやすい時期や紫外線などで肌に刺激を与えてしまうこともありますので、まめなスキンケアを心がけることが大切です。
おすすめするクレンジングは、洗い流すクリームタイプやゲルタイプが良いです。
強い刺激のオイルタイプは肌を傷めますので注意が必要です。
季節や体調によって肌の調子が変わりますので、肌の調子に合わせてクレンジング選んでください。

敏感肌の場合

敏感肌の場合は、肌への刺激に反応してピリピリしたり、赤くなったり、痛くなったりといった症状を起こします。
肌の内側にあるセラミドが失われてバリア機能が低下してしまうのです。
肌の保湿成分が失われているため、ハリやうるおいが少なく肌が荒れがちになります。
ちょっとした外からの刺激にも反応してしまうので、肌への刺激を極力少なくしたスキンケアが必要です。
クレンジングも必要以上にやらないことが大切です。
おすすめするクレンジングは、洗い流せるタイプのクリームあるいはミルクタイプが良いです。
油分や水分の量のバランスがよくて敏感肌向けのものを選べば、界面活性剤も多すぎず、肌への刺激を抑えることができます。

乾燥肌の場合

乾燥肌は、肌の水分や皮脂の量が少ないので、表面がカサカサになって粉をふいたり、つっぱったり、うるおいが不足しているということもあって小じわになりやすく、刺激に弱い傾向があります。
乾燥肌の場合に注意したいことは、気温や湿度による乾燥と皮脂量の調節です。
脂分を補給するためにスキンケアをしがちになり、その脂分によって古い角質が残りがちになります。その結果、肌のくすみになる可能性も。
空気が乾燥している時期や、肌荒れがひどい時にはメイクを控えめにしましょう。
クレンジングも強いものは使わないようにします。
クリームやミルクタイプのクレンジングをおすすめしますが、油分の量が多すぎないものを選んでください。刺激の強いクレンジングを使い続けていると、皮脂まで取ってしまい、肌の保湿力がダウンしてしまいます。

混合肌の場合

混合肌は、皮脂の分泌が活発な部分と乾燥してしまいがちな部分とが混在しているので、クレンジング力の強いものだと乾燥が進んでしまうし、潤い重視だと落としきれてない感じがします。
皮脂の方か、乾燥の方かどちらに合わせたらいいのか悩んでしまう難しい肌タイプです。
皮脂の多いTゾーン用のクレンジングだと目元や口元が乾燥してシワやシミの原因になるので、メイクを落としきれてなかったりすると、にきびや吹き出物の原因にもなってしまいます。
パーツごとのクレンジングや部分的なW洗顔などをおすすめします。
おすすめのクレンジングは、基本を忠実に守ることです。メイクの濃さによってクレンジングを選び、こすらず、手早くメイクを落とすようにしましょう。
しっかりメイクをする人には、オイルタイプを、軽めのメイクの場合には、クリーム、ミルク、ジェルを選んでください。

脂性肌の場合

脂性肌は、皮脂の分泌が活発で、メイクをしていても顔がテカったり、脂浮きしてきたりします。
肌の水分量はそんなに少ないわけではないのですが、キメが粗かったり毛穴が開きぎみだったりします。
テカリや脂っぽさの元は皮脂なのですが、皮脂には肌のバリア機能となる大事な役目がありますから、テカリや脂っぽさを気にするあまり、皮脂を摂りすぎてしまわないように気をつけましょう。
皮脂を摂りすぎると、開いた毛穴に古い角質や皮脂がつまって、それが古くなって酸化し炎症を引き起こしてしまいます。
ニキビのもとにもなってしまうので注意してください。
おすすめのクレンジングには、毛穴までしっかりときれいにできるもので、ちゃんと洗い流せるものを選んでください。
混合肌の場合と同じように、メイクの濃さに合わせてクレンジング剤を選ぶことが重要です。
皮脂には皮膚をガードする機能を持ち合わせていますので、洗顔後の乾燥した肌にうるおいを与えるのを忘れないようにしてください。

メイクを残しても肌に負担がかかるし、メイクをしっかり落とすにも肌に負担がかかってしまいます。
クレンジングを使用する際には
・帰宅したらすぐにメイクを落とすこと
・ゴシゴシとこすらないこと
・メイクを落とすのに、時間をかけ過ぎないこと
・メイクの濃さや肌の状態によってクレンジングを使い分けること
など、お肌のためにも十分気を付けてください。

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